火星

10年以上前に、新聞で「火星移住計画」の記事を読んでとてもわくわくした記憶があるのですが、

最近、同期との会話の中で「火星への片道切符」の話題が出ました。

気になってあとでよく調べてみたところ、オランダが企画しているもののようですね。

おそらく帰ってこれないはずなのに、応募が殺到したとか。


私自身は、絶叫系の乗り物があまり好きじゃないので行きたくはないのですが、

人生をかけてでもやりたいことがある人ってなんか羨ましいなーって思ったり、

人間ってほんとちっちゃいんだなーって、ぼんやり宇宙の大きさを妄想したりしながら話を聞いていました。

ところが同期たちの反応は、意外と、

「げっありえない…」

「自殺志願者かな?」

といったものでした。私よりも現実的!

と思ったら、同期の一人、イケメンで天然のシュン君が、

「げー俺、絶対無理無理!コンビニないし!」

…と。もっと現実的!


えっ!?気にするとこ、そこなの!?と、同期たちは大爆笑だったのですが、

シュンくん、あれはたぶん笑わせるために言っていたんだよねぇ?

「火星とか行っても絶対ヒマだよね?食べ物とかどうするんだろう?

俺、コンビニかなり使うから、ないと生きていけない!

火星って電波あるんだっけ?宇宙でも届くことは届く?

LINEとか使えるのかな?facebookとか。火星なうって地球のみんなに送れるの?

そうじゃなきゃ孤独だよね?つまんねーって。」

とか言っていました(笑)


「人生をかける」だの、「人間は小さい」だの、「宇宙は大きい」だの考えるよりも、

シュン君の話を聞いている方がずっとずっと平和で、充実した楽しい時間でした。