グラスホッパーの映画

こんばんは。おひさしぶりです。

前の記事を書いてから二年以上サボってしまいました。

仕事を辞めたり、家を購入して引っ越したり、男の子を出産したり、いろいろありました。

昔、コメントを下さっていた方たちは元気でしょうか?


以前、このブログのかなーり前の方で小説「グラスホッパー」の記事を書いたのですが、
私の大大大好きなグラスホッパーが映画化され、さっそく見に行ってきたので感想を残したくなりました。

映画のグラスホッパー、私はかなり面白かったと思います。大満足でした。

私の好きなグラスホッパー」そのものでした。

上手く言えないけれど、そもそも小説から何を受け取るかは人それぞれなのに、
それが映画化されるときって、「その映画のテーマ」というか、「メッセージ」のようなものをビンビン感じることがよくあって、
その「メッセージ」が「自分が小説から読み取ったテーマ」と少し違うときはがっかりする。

でも今回のグラスホッパーの映画はいい意味で「メッセージをはっきり送ってこない」内容だったから、私自身が持っているグラスホッパーのイメージとぴったり合わせることが出来て大満足…みたいな。


一番好きな「蝉」の役は山田涼介くん。
山田涼介くんのこと、もともとはあまり知らなかったのですが、なんとなく育ちの良さそうな雰囲気がある気がするので、蝉の役は合わないよなぁ…とか、
ちょっとやさぐれた感じ、冷酷な感じは本郷奏多くんあたりが合いそうだなぁとか、
思っていたのですが、大間違い!なめてた…!
山田涼介くんは、私の思う「蝉」のキャラを完璧に演じてくれました。


「鯨」の役は浅野忠信さん。
「鯨」は大柄で顔が濃いめのイメージだったので、柔道の篠原さん?とかいう人が希望だったのですが、浅野忠信さん、マントで迫力を出しつつ、すっごくかっこいい鯨を演じてくれました。
ファンになった(笑)。


「鈴木」の役は生田斗真くん。
ちょっと顔が濃いなぁ…加瀬亮さんあたりでしょ…と思っていたのですが、
あの激しい映画の中で主人公が加瀬亮さんだと消えてしまうから、生田斗真くんくらいの濃さで良かったみたい。


「比与子さん」は奈々緒さん。
もっと年上の女優さんが良いのでは?と思っていたのですが、これもまた完璧に演じてくれました。
比与子さんの、気取った感じとか、性格の悪い感じとか、後半のなりふり構わない感じとか。

他のキャラも、みんなぴったりでした♪


グラスホッパーの本、けっこう売れているんですね…。
私は、この本の良さは私だけが知っていればいいの☆と思っていたので少しさみしい…(笑)。