ミーハー
近くで映画の撮影が行なわれると聞き、友達と一緒にヤジ馬をしてきました。
あの!俳優さんです。あの俳優さん。
こういう情報って、極秘だったりするのでしょうか・・・?
でも、写真を撮るなとは言われたのですが、自慢するなとは言われなかったのでバラします。
小栗旬くんです☆見てきました。
本当は、共演している岡田将生くんの方を見たかったのですが、
おぐり君のシーンが長くて、控え室にこもっていたみたいです。
朝、撮影現場に私たちが着いたとき、スタッフの車がたくさん止まっていました。
小栗くんと岡田くん出てこないかなぁと思いながら少し離れたところでずっと眺めて、撮影が始まるのを待ちました。
スタッフの人数に驚きました、本当にたくさんいたんです。
そして、出演者?それともエキストラと呼ぶのでしょうか?バスから大勢の外国人たちが降りてきたんです。
ほんの数分のシーンを撮影するのに、どれだけの時間とお金と人を使っているんだろうと考え、感動しました。
でも、感動した直後に、そういえば私たちだってほんの小さな半導体チップを作るのに時間と人とお金を使っていることに気づき、
彼らが特別というわけじゃないじゃん・・・私たちと同じ「仕事をしている人間」なんだよ、なんて思いました。
そして、しばらく、セッティングやテストを眺めていたところ、
近くにいたスタッフが「騒がないでくださいね」と私たちに声をかけてきました。
小栗くんが、歩いてきたんです。
その姿は、テレビで見る小栗くん。テレビそのままの小栗くんでした。
私たちヤジ馬は、「騒がないで!しー!しー!」と、お互い声をかけて、静かに騒ぎながら、
静かに興奮して小栗くんを見ました。
やっぱり、特別です。彼らは理屈じゃなく「特別な人」でした。
小栗くんってすごいよね、
俳優やっていたら監督をしたくなったのかな、
いやいや、元々監督になりたくて俳優やっていたんじゃないっけ、
あ、そうなんだ?なんで監督やったのにまた俳優に戻ってるんだろ?
なんでだろうね?監督やってみたら、自分はまだまだだと思ったんじゃない?
すごいよね、えらいよね、小栗くんって何歳だっけ?
私たちと同じくらいだよね、一個上とかそのくらい?
それで主役やっちゃって監督やっちゃってる、
すごい人がいるもんだね、
私なんて、まだ会社で下っ端やって、もがいてるのに、
同じ人間とは思えないよね、
特別な人間だよね、
って、こそこそこそこそずっと喋りながら、オペラグラスで小栗くんの撮影を眺めました。
ちなみに見に行く前に色々な人に話したときに「もしかしてu-ko、エキストラとして映るかな!?」と言われ、
「映ったらどうしよう♪」なんてまんざらでもなかったのですが、
エキストラはみんな外人さんでした。こけし顔の私は間違っても映りません。
元々ファンというわけではなくてただのヤジ馬気分で見に行ったのですが、
映画撮影の見学はとても楽しかったので、映画が公開されたら絶対に見に行きたいと思います。
一緒に行った友達は、原作の漫画を全部買って揃えると言っていました(笑)。
ところで、岡田将生くんも来ていたそうなのですが見れなかったのが残念です。
岡田くんは、伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」の映画で「春」の役をやっていて、
それを見て以来、大好きな俳優さんです。
今回見れなかったのは残念だけど、映画は見に行くから待っていてね☆☆