こいのぼりの謎

この時期になると思い出す、こいのぼりの謎。


小学生、中学生、高校生の頃はスイミングスクールに通っていて、

毎年この時期に東北地方である大会があり、スイミングスクールのバスで遠征をしていました。

4月の終わりだったり、GW中だったり、日にちはバラバラでしたが、

この時期になってこいのぼりを見ると思い出す謎があります。


中学生の頃だったと思います。

大会会場に向かうバスの中からぼんやりと外を見ていて、こんなこいのぼりを見つけました。

まぁ、普通のこいのぼり・・・?

でも私が言った一言でバスの中が大騒ぎ。

「このこいのぼりって、どうやって掛けたの???」


絵で分かりますか〜??

けっこう大きい川だったんです。

こいのぼりをくっつけた紐の端と端を二人で持って、

で、そのあとどうやって川をまたいだ状態まで持っていくのか???

川上の方には橋がありました。

でも、橋を使って川をまたいだあとにここまで持ってくる途中には木がある。

引っかかってここまで来れないはず。

川下側はずっと先まで橋がありませんでした。

泳いで渡るには遠いし、まだ寒い。

紐の片方を持ってボートで川を渡るにしても、

どんどん流されるから最初の段階で長めの紐を用意する必要があるし、

そこまで手間をかけるくらいなら単純に橋を使って川をまたげばいいだけですよね。

釣りのように紐の片方を投げる・・・には遠すぎる。

なんでこんなわけの分からないところにこいのぼりがあるんだろう・・・

どうやって川をまたいだんだろう・・・


結局その日は答えが出ず、

3日間の大会が終わってまたバスで帰る日にみんなで窓からもう一度こいのぼりを見たのですが、

どうやってかけたのか、分からないままでした。

次の年も、その次の年も、この大会のときはバスからこいのぼりを探したのですが、

まだ中学生の頃で、どのあたりで見かけたのか分からず、それ以来見ていません。

「こいのぼりの謎」って言うとあのときのメンバーには通じるのですが、

どうやってかけたんだろうねぇって今でも分かりません。

もしかしたらすごく簡単なトリックなのかも。