不幸自慢と生き生き自慢

私が仕事をしている課の中には4つのグループがあるのですが、

先日、課内会議の進捗報告で私のグループのリーダーさんが報告を終えたとき、

課長から「気のせいかもしれないけどこのグループは最近生き生きと働いているように見えるんだよね」と言われました。

とっっても嬉しかったです。


「不幸自慢」をする人、時々いますよね・・・。私もそんなところがあるんですけど・・・。

残業が多くて大変だよーとか、ストレスで体調を崩しちゃったよーとか、やたら苦労話ばかりする人とか、

それを聞いたときに「そのくらいまだいいよ!私なんてさー」って、

よりつらい経験を話したがる人。まぁ、私もそんなところがあるんですけど・・・。

今回課長から褒められたグループは、最近私が異動してきたグループで、

私はちょっと前まで、別のグループにいたんです。

その頃は、私は他の部署の人たちから「そこのグループってつらいでしょう」って言われて

「つらいですよ」って言うのを自慢に思っていて、正直、そこのグループで耐えている自分を誇らしくも思っていたんです。

でも最近移ってきた新しいグループのメンバーが、「生き生きと働いている」
って言われたのがすごく嬉しくて、

「つらそうに働いている」って言われるよりもずっと誇らしかったんです。


昔、別の事業所で働いていたとき、部署のみんなでカラオケに行って、

ちょうど一回り年上の世代の先輩たちが異様に盛り上がっているのを見て、

なんだこの陽気なオッサンたちはと思っていたのですが、

その先輩たち、今の私の会社を立ち上げるのにすごく苦労をしたということを聞いて、

その明るさが、同期の持つ明るさとは違って苦労したあとの深みのある明るさに見えて、

かっこいいな〜って、憧れて憧れてしょうがなかったんです。

今の私って、そんなかっこいい明るさを持っているのかしら〜ってちょっとわくわくしたり。

今のグループは来月からすごく忙しくなるそうですが、

その忙しさも、いつか自分の深みのある明るさにして、後輩から憧れられたらいいな〜と思います。